「あの人、自分では何もやらないくせに批判ばっかりしてくる・・・」
「この人やたら自分に突っかかってくるな・・・」
「他人の粗探しばかりしてくる人は何を思っているのだろう?」
あなたの周りに批判ばかりする人はいませんか?
「あの上司は無能すぎ。あれならもっとうまくやれる」と言っているのに、仕事に対して不真面目で改善策を持ってこない。
確かに批判することで、改善案が生まれ向上することはありますし、悪いところは指摘すべきです。
しかし、批判ばかりしている人は自分で行動しませんし、周りの人をイラつかせます。
批判ばかりする人のことをいちいち気にする必要はありません。
批判は意見の違いや考え方の違いから言ってくることであって、それが絶対正しいわけではありません。
あなたは自分の軸を大事にしてください。
それに批判ばかりしている人は、相手のことを思って言っていることは少ないです。
この記事では、批判ばかりする人の心理や批判されたときの対処法について解説していきます。
ぜひ読んでください。
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批判ばかりする人の心理
優秀であることを認めさせたい
他人の行為や発言を批判することで、自分は優秀であることをアピールします。
他人のあら探しをすることで、その人よりも能力を高いと勘違いするからです。
このタイプは人の弱みを見つけても、解決をするための具体策が出てきません。
欠点を批判することは、完璧を求めている証拠です。
誰からも突っ込まれない完璧な案でないと納得できないので、既存の焼き回しになり革新的なことはできません。
自己顕示欲が強い
批判ばかりする人の心理として自己顕示欲が強いことが挙げられます。
たとえば有名人のSNSに批判的なリプライを飛ばして自分をかまってほしがったり、自分の存在を相手にアピールしたりなどします。
自己顕示欲が強い人は自分が注目されたいがために、批判という手段を使っています。
また他人の欠点や問題を探すことに夢中で、自分の欠点や問題に向き合う暇がないので、自尊心が高い傾向があります。
自分が傷つきたくない
防衛本能のために人を批判する人がいます。
相手の活躍や成功などを素直に褒めることができずに、批判するのです。
自分が実現したいことを実現している相手を前にすると、自分ができていないことを思い知らされます。
そこで相手を批判することで自分の劣等感に目をそらし、自分を納得させようとします。
ストレスを解消したい
批判ばかりする人はストレスを発散したいという心理状態になっているケースがあります。
批判している人ほどイライラしていることってありませんか?
あれは、イライラしているから批判しているのです。
日々の暮らしの中でストレスが溜まり、そのはけ口として批判します。
このタイプはストレスが溜まるたびに批判をしているので、無意識に批判していることも多々あります。
批判ばかりしてくる人への対処法
適当に聞き流す
批判された際は、適当に聞き流しましょう。
第三者の批判を聞いてしまった時も同じです。
批判する人は相手や周りからの反応を求めていることが多く、言い返したり反応した時点で相手の思惑にハマることになります。
批判ばかりする人は何かにつけて言ってきますので、言い返したとしても時間の無駄です。
批判が的を得ているならまだしも、ほとんどが言いがかりなケースが多いですから。
いちいち批判を受け止めたところで、否定されている事実は変わらないので、傷つくだけですよ。
自分の軸を大切にする
批判に凹んだり、イライラしないためにも、自分の考えをしっかり持つことが重要です。
自分の軸さえしっかりしていれば、相手に批判されたとしても価値観が違うだけなんだなと考えることができます。
自分の軸とは自分がどうでありたいかの基準を指します。
軸が確立すると「自分は自分、人は人」と考えることができ、人と比べずに済みます。
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まとめ
以上、批判ばかりする人の心理や批判されたときの対処法についてでした。
批判ばかりする人の心理
- 優秀であることを認めさせたい
- 自己顕示欲が強い
- 自分が傷つきたくない
- ストレスを解消したい
批判ばかりしてくる人への対処法
- 批判されたときは聞き流してOK
- 自分の軸を大切にする
価値観に正解はありませんので、批判は基本的にスルーしていいですよ。
正解や不正解は自分で決めるものです。
他人の正解に振り回されないようにしたいですね。