「私ってダメな先輩って思われてないかな・・・」
「上司にどう思われているか気になる・・・」
「人から正しく評価されていない気がする」
この悩みに答えます。
あなたは他人の評価が気になった経験はありませんか?
頑張った仕事の報告をしたとき、上司の態度が素っ気ないと、「自分嫌われているのかも・・・」と思ってしまいますよね。
「もしかして自意識過剰なだけなのかな・・・」と凹んだりしまうこともあるかもしれません。
しかし人間誰しも承認欲求を持っているので、人に認められたいと思うことは恥ずかしいことではありません。
この記事では、他人の評価が気になる人が少しでも気が楽になるようなことについて解説していきます。
ぜひ読んでみてください。
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なぜ他人の評価が気になってしまうのか。
先ほども書いた通り、人の評価が気になる原因は承認欲求です。
しょうにん‐よっきゅう〔‐ヨクキウ〕【承認欲求】
他人から肯定的な評価を受けたい、否定的な評価をされたくない、自分を価値のある存在だと思いたい、という欲求。
承認欲求は程度の差があれ誰でも持っています。
一見、謙虚なタイプに見える人でも、自分を正しく評価してくれる人を強く求めていたりします。
「本当の自分はこんなもんじゃない!」と心の中で思っている人ほど、否定されるのが怖いため、普段はあえて謙虚なフリをしてします。
なので、真面目に頑張っているのに、相手の態度が素っ気ないと、ものすごく悲しくなるものです。
「こんなに頑張ったのに評価されないなんておかしい!」と感じてしまうこともあるかもしれません。
満たされなかった承認欲求はより大きくなる
他人の評価が気になってしまうのは承認欲求が原因です。
そして、その承認欲求は満たされないとより大きな承認欲求になってしまうのです。
自分はダメな人間だと思うと、自分はすごい人間なんだという気持ちが湧いてきて、もっと認めて欲しいと思うようになります。
つまり、惨めな気分になればなるほど、自分のことをもっと認めて欲しいと悪循環が起こります。
こうなると、より上の高い評価が欲しくなり、目標設定が高くなってしまいます。
なぜそうなってしまうのか?
それは人がバランス取ろうとする生き物だからです。
焼肉を食べた後にアイスが食べたくなるように、人間は体の中でバランスを取るようになっています。
つまり正しい評価が受けられなかった欲求が、チャラになるくらいの評価を受けようとするのです。
他人の評価が気になって仕方がないときの対処法
次に、他人の評価が気になってしまう人がすべきことを紹介します。
自分で自分を評価する
他人の評価が気になってしまう人は、自分で自分を評価することをやってみてください。
他人から期待していた評価がもらえなかったとしても、自分で自分の頑張りを評価する。
ありのままの自分を受け入れることで、他人の評価に落ち込むことがなくなり自分を大きく見せる必要がなくなります。
また評価は単なる結果に過ぎないのです。
評価されるために苦しんで行動することより、自分がやりたいことをした方がいいです。
それが他人に評価されようとされなかろうと、自分のしたいことをした満足感で自分のことを認めてあげられたらそれで幸せだと思いますので。
極端な思考をやめる
他人の評価が気になってしまう人は、白黒思考な人が多いと思います。
白黒思考とは、「良いか」or「悪いか」、「善か」or「悪か」、「正しいか」or「間違っているか」など極端な判断をしてしまうことを指します。
この思考は、いつも二択で、真ん中はありません。
真ん中がないと
褒められない=失敗
他の人が褒められた=自分がダメだから
相手が手伝ってくれた=自分ができないから
と考えてしまい落ち込んでしまいます。
しかし、もしかしたら相手が素っ気なかったのは忙しかっただけだったり、気づいていなかっただけだったりするかもしれません。
なので極端な思考をしているだけと認識して受け入れましょう。
相手の反応には良いか、悪いか以外のこともあると思うことで、気が楽になりますよ。
自分の目標を明確にする
他人の評価が気になってしまう人は自分の目標が明確に決まっていないケースが多いです。
他人の評価が気になってしまうということは、相手の期待に沿った行動をとることが目標になっています。
もし自分の目標が決まっていたら、他人の評価など気になりませんから。
目標を定めることで、今まで自分が見向きもしなかったことに気付けるかもしれません。
また、目標を立てることで自分が何をすべきかが明確になるので、余計なことに迷わなくなります。
目標を決めるときは、他人がどう思うかより自分がどう思うかで決めてくださいね。
まとめ
以上、他人の評価が気になってしまう人についてでした。
他人の評価が気になって仕方がないときの対処法
- 自分で自分を評価する
- 極端な思考をやめる
- 自分の目標を明確にする
承認欲求は誰の中にもあります。
だからこそ自分の中に評価基準を持ちましょう。
そして自分の承認欲求とは上手に付き合いたいものですね。