「仕事中、嫌なことがあった…」
「信じていた友達から裏切られた」
「あのときの後悔が今でも忘れられない」
この悩みに答えます。
嫌なことはずっと頭の中に残りますよね?
時間が経って忘れていたとしても、ある日突然ふとしたきっかけで思い出すこともあります。
昔の記憶であっても一度思い出されると、そのことがずっと頭から離れない。
この記事では嫌な記憶を忘れられない理由と嫌なことを忘れたいときの対処法について解説していきます。
本記事の内容
嫌な記憶を忘れられない理由
嫌なことを忘れられない理由は2つあります。
- 人間の生きるために必要な防衛本能だから
- 何度も何度も繰り返し考えるから
それぞれ解説していきます。
人間の生きるために必要な防衛本能だから
人間には自己保存の本能があります。
自己保存、「生きていくために自分を守る」という生存本能を支える大切な機能です。
嫌な記憶を覚えとくことで同じ失敗、同じ後悔をしないようにするためです。
すぐに忘れてしまったら何度も同じことをする可能性がありますので、人間は嫌なこと、悪いことを後悔して覚えとくようにできているのです。
このようにして人間の性質上、嫌な記憶は忘れにくくなっているのです。
何度も何度も繰り返し考えるから
先ほどの防衛本能として嫌なことを覚えておく本能が働き、頭の中で何度も何度も繰り返し考えてしまいます。
記憶を残すためには反復が欠かせません。
勉強も何度も繰り返し書いたり考えることで、記憶が定着します。
それと同じように嫌なことがあったとき、くよくよとずっと同じことを考えてしまい悩み続けると、自分の頭の中で何度も何度も繰り返して考えてしまうことで脳に強く刻み込まれてしまうのです。
嫌なことを忘れたいときの対処法
では嫌なことを忘れたいときにはどのような行動をしたらいいのか、ここでは3つ紹介します。
本を読む
嫌なことを思い出してしまったら、本を読むことがオススメです。
何もしてないと色々と考えてしまいますが、本を読むことで余計なことを考えずに済みます。
読む本で意識して欲しいのが、小説を選ぶということと興味のある本を選ぶことです。
なぜ小説がいいのかというと物語世界に没頭することができ、現実のことを忘れられることと登場人物に共感することができるからです。
また興味のある本を選ぶことも重要です。
すぐに飽きてしまったら没入感が得られないので。
いつもはビジネス書や自己啓発本などを読むことが多い人でも、たまには小説などを読んでみると違った感覚が得られ、嫌なことも忘れられます。
運動してみる
嫌なことを忘れる方法として運動してみましょう。
嫌なことを忘れるには別のことに集中することが重要です。
例えば、走っているときに無駄なことを考えると事故に陥りますので危ないです。
運動しているときは運動することに集中して頭を使っているので、嫌なことを考えなくなり忘れられます。
さらに運動をすると気分転換になりメンタル改善にも役立ちます。
運動により脳の血流が良くなるので、脳が活性化され心が安らぐ効果があるセロトニンが脳内で増えることがわかっています。
さらに運動を続けていくことで、達成感や満足感を得ることもできるので一挙両得です。
嫌なことを紙に書き出す
どうしても忘れられない嫌なことや頭から離れない嫌なことがあるなら紙に書いてみるのもオススメです。
紙に書くことで客観的に捉えることができるので、あまり気にならなくなります。
嫌なことは否定的な感情、気分が乗っているものです。
感情を切り離して捉えることで、決めつけや思い込みで判断しすぎてしまって心が無駄に反応しているだけかもしれません。
意外と書いてみると、今感じている感情とは全然違った印象を受けるでしょう。
まとめ
以上、嫌な記憶を忘れられない理由と嫌なことを忘れたいときの対処法についての解説でした。
嫌な記憶を忘れられない理由
- 人間の生きるために必要な防衛本能だから
- 何度も何度も繰り返し考えるから
嫌なことを忘れたいときの対処法
- 本を読む
- 運動してみる
- 嫌なことを紙に書き出す
いつまでも嫌なことを引きずってもいいことありません。
過去は変えられないけど現在未来は変えられますので、切り替えていきましょう。