「遠回しに自慢…?なんか見下されているようでモヤモヤする…」
マウンティングを取られた経験ってありませんか?
- 学歴や務めている会社を引き合いに出して頭が良いアピール
- 年収や役職など話題で仕事できるアピール
- 持ち物や着ている服からお金持ってるアピール
- 暇な時間ないからと自虐風に言ってリア充アピール
マウンティングを取りたい人はわかりやすいステータスにとらわれがちです。
この記事ではマウンティングを取る人の心理や特徴やその対処法について解説していきます。
よかったら読んでください。
本記事の内容
マウンティングとは
マウンティング(英: mounting)は、「自分の方が相手より優位に立っていることを示そうとする行為」のことであり、とりわけ、対人関係の中で自分の優位を示そうとして何かにつけて自慢したり相手をけなしたりするような振る舞いのことです。
マウンティングとは相手より優位に立とうとする行為です。
マウンティングはどのような動物にも見られるのですが、人間の場合は表立ってアピールしないで言葉や態度に何気なく忍ばせます。
動物は体の大きさや力の強さなどですが、人間はとにかくあらゆる切り口(学歴や会社、年収など)で他人を見下し、自分を上位に置こうとします。
そもそもマウンティングは人類の進化の過程でずっと遺伝的に残されてきたものでもあります。
マウンティングすることによって、力の優劣を決め、集団の統率力を高め、命の危険から自分たちを守る機能がありました。
動物はマウンティングによって序列を確認する効果があったんですね。
なぜマウンティングをとってしまうのか?
ではなぜ人はマウンティングをとってしまうのか?
心理学では自己肯定感の低さあるいは承認欲求が原因であり、自分の立場が相手と比べてどう評価されているのかなど不安に基づくものだと言われています。
つまり自己肯定感や承認欲求を満たすためにマウンティングをとってしまうのです。
学歴や会社や年収など社会的に評価されがちな一部の価値観だけで序列を決めようとするのはそれ以外の要素に価値を置いていない現代人の不安の表れかもしれません。
現代人は、何かの軸で自分の方が相対的に優位に立っていることを確認することでしか、自分の価値があるかわからないコンプレックスにあります。
普段あまり褒められることがない、注目されたことがない人は承認欲求がとても強く、マウンティングを取ってしまう傾向にあります。
マウンティングを取る人の特徴
プライドが高い
マウンティングを取る人はプライドが高いのが特徴です。
負けず嫌いなところがありどんなことでも勝負事だとしてしまう傾向にあります。
また、事あるごとに自分は上か下かと誰かと比較しています。
他人と比べて劣っている部分があることを嫌う傾向があり、たとえ自分が間違ったことをしてしまったとしても素直に認めません。
ちょっと突っ込まれて間違いを指摘されたことについてとても不満を抱いたりします。
ブランド志向が強い
マウンティングを取る人はブランド志向が強いのも特徴です。
「自分は周りよりお金を持っている」という優越感に浸りたいからブランド物ばかりを身につけています。
知名度があるブランドを選ぶことで注目を集め、経済力でマウンティングをとります。
さらにマウンティングを取る人はブランド物をデザインや品質で買うのではなくブランド物を持つことや買うことその行為に満足している傾向もあります。
マウンティングされたときの対処法
相手にしない
マウンティングされた時は相手にしないようにしましょう。
マウンティングする人は自分を優位に見せようとします。
軽く流すことで相手は望んでいる反応がないとつまらなくなり、話をやめるかもしれません。
徹底的にスルーして気づかないふりをしましょう。
同じ土俵に立って張り合っても疲れるだけです。
あえて褒めて気持ちを満たしてあげる
相手は自信のなさや不安のなさから一部の価値観だけでマウンティングしてくるのですから、うまく満足させればマウンティングは止まります。
とにかく適当に褒めて「あなたの方が優位でありますよ」とアピールしましょう。
逆に張り合うとどんどんマウンティングをされてしまう可能性があります。
張り合わなくなると相手の中の優劣が決まるので、「もうマウンティングする必要がない」と思い辞めてくれるかもしれません。
まとめ
以上、マウンティングを取る人の心理や特徴やその対処法についてでした。
本記事のまとめ
- マウンティングの意味は相手より優位に立とうとする行為
- マウンティングをとってしまう理由は自己肯定感や承認欲求を満たすため
- プライドが高い人やブランド志向が高い人はマウンティングを取る傾向にある
- マウンティングを取られたら、受け流すことやあえて褒めてあげる
マウンティングは自信のなさや不安からとってしまう人が多いので、普段から自分の絶対的な価値は何なのか、自問しておきましょう。
ぜひ自分と向き合って自分の価値観を高めてください、そうすればマウンティングは気にならなくなります。