「仕事の手際が遅く、いつもギリギリまで働いている」
「あの人のように効率よく仕事ができたらなぁ…」
「要領よく仕事をするにはどうしたらいいんだろう」
この悩みに答えます。
仕事をテキパキこなす人を見て「要領いいな」と思うことってありませんか?
要領がいい人は物覚えが良かったり、行動が迅速だったりなどといった人のことです。
逆に、すぐ物事を忘れてしまったり、行動するのに時間がかかる人は要領が悪い人です。
要領が悪い人は仕事の効率が悪いので、思うような結果が出にくかったりします。
仕事が遅いと周りの人たちに迷惑をかけてしまいますし、何より職場の雰囲気が悪くなってしまいます。
ですが、要領が悪い人は落ち込む必要はありません。
なぜなら要領が悪い人は3つのポイントを意識すればいいのですから。
この記事では要領がいい人の特徴、仕事の要領がよくなる方法について解説していきます。
ぜひ読んでください。
要領がいい人の特徴
要領がいい人の特徴は以下です。
要領がいい人の特徴
- 段取りがうまい
- 臨機応変に動ける
- 結果まで見通すことができる
では、説明します。
段取りがうまい
仕事の効率を上げるには短い時間でより多くの成果を上げることです。
そのためには何と言っても段取りが重要になってきます。
要領がいい人は、仕事どうやって進めるかの見極めがうまいです。
たとえば企画書の提出を求められたとき、期限から逆算していつまでに資料を集めて企画書の作成に取り掛かるかなどが明確になっています。
逆に要領が悪い人は段取りを考えずに、目についたものから仕事を始めていきます。
そうなると、いつまでにどのくらいをやるのかが曖昧になります。
結果、期限ギリギリになってしまったり終わらなかったりするのです。
臨機応変に動ける
仕事では、その時に必要な対処をしたり相手によって対応を変えるなどといった臨機応変さを求められるときがあります。
要領がいい人は、自分の担当しているところだけでなく全体の流れを理解しているため、トラブルに対して臨機応変に対応することができます。
臨機応変に動けるとは、そのときその場に応じた適切な手段を取れることであります。
なので、言われたことや決められたことに囚われることなく柔軟に考えられるので、要領よく仕事ができるのです。
結果まで見通すことができる
要領がいい人は、予測することに長けています。
仕事の目的やその結果まで、しっかりと把握できます。
この作業は一体何に繋がっているのかを想像できないと要領よく仕事ができません。
モチベーション理論などで、よく出てくる話なのですが
3人のレンガ職人
ある旅人が100年かかる教会を作っていた3人のレンガ職人にそれぞれに
「あなたは何をしているのですか?」
と尋ねます。
1人目は「見ればわかるだろう。レンガを積んでんだよ」
2人目は「俺は大きな壁を作っている。この仕事で家族を養っているんだ」
3人目は「歴史に残る偉大な大聖堂を作っている。完成したら多くの人が喜ぶ」
とそれぞれ答えたそうです。
これは仕事を取り組む姿勢が大事だという話ですが、要領がいい人は3人目の発想をしていると思います。
この仕事がどこに向かって進もうとしているのかを把握することは要領よくこなすために必要なことです。
仕事の要領がよくなる3つの方法
仕事の要領がよくなる方法を以下の3つです。
仕事の要領がよくなる方法
- 仕事の目的を理解し目標を設定する
- 優先順位を決めてから業務に取り掛かる
- 完璧を目指さず、周囲と連携する
では、順に説明していきます。
仕事の目的を理解し目標を設定する
まずは仕事の目的を理解し目標を設定しましょう。
目的を把握することは仕事を要領よくこなすために必要な要素です。
先ほどの3人のレンガ職人みたく、目的を理解していないまま、作業をしていると、自分が今どこに向かっているのかがわからなくなります。
難しい仕事になればなるほど、それをこなすことに集中してしまい、目的を見失いがちですので、目的を理解することは大事ですよ。
また要領がいい人は目標が明確です。
いつまでにこれをやっておくと逆算して物事を考えるため、漏れなく予定までに仕上げることができます。
さらに目標を設定することで無駄な作業が減り、効率よく進めることができるのでおすすめですよ。
優先順位を決めてから業務に取り掛かる
次に優先順位を決めて業務に取り掛かりましょう。
要領がいい人は目標を決めたあと、タスクごとに優先順位をつけるのが上手いです。
面倒なことや時間がかかるタスクはついつい先延ばしてしまうと、仕事がどんどん溜まっていきますし、急なタスクが発生したとき対応できません。
いつかはやらなくてはいけないことなので、要領がいい人は先に手をつけて仕事をためないようにします。
完璧を目指さず、周囲と連携する
要領がいい人は初めから完璧を目指さずに周囲の人と連携することができます。
もちろん完璧を目指すことは大事ですが、実際の仕事現場ではそこまでのクオリティを求められていないこともあります。
ときには取捨選択が必要になってきます。
たくさんの仕事を要領よくこなすためには不要なものはバッサリと切り捨てなければなりません。
また、自分で全部をやろうとしないことも大事です。
自分が捌き切れない仕事は、それが得意な人にお願いしてみましょう。
仕事は問題なくこなすことが大切ですので、遅れやトラブルが起きるよりも周囲の人に頼って対応していくケースも必要になってくると思います。
まとめ
以上、要領がいい人の特徴、仕事の要領がよくなる方法でした。
要領がいい人の特徴
- 段取りがうまい
- 臨機応変に動ける
- 結果まで見通すことができる
仕事の要領がよくなる方法
- 仕事の目的を理解し目標を設定する
- 優先順位を決めてから業務に取り掛かる
- 完璧を目指さず、周囲と連携する
しっかり仕事の目的を把握し効率よくこなすことで、仕事の要領はよくなると思います。
要領が悪くて困っている人は、ぜひ参考にしてください。