「社会人になって、しばらく経つけどこのままでいいのかな。何か違うような気がするけど・・・」
私は就職してから長い間、ずっとこのように思っていました。
新卒で会社に入ってすごく不安でした。
それもそのはず、学生時代はなんとなく周りに合わせていたからです。
高校を卒業したら、大学へ行き、大学を卒業したら就職することが普通だと思っていましたし、世の中も大体このようになっているように思います。
これは社会のシステム(新卒一括採用など)がそうなっているので仕方がないことなのですが、とりあえず、就職するまではみんなが同じ道を通ってきたということです。
しかし社会に出てみると、この道は人それぞれ違います。
この漠然とした不安は、親や先生が守ってくれた学生時代と違って自分のことは自分である程度決めないといけないというプレッシャーからくる不安だと、今になってそう思います。
この記事では社会人になってからギャップに苦しまない方法について書きました。
これから社会に出て働く人、あるいは社会に出て間もない若い人たちはぜひ読んでください。
こんな方におすすめ
- 自分の働き方に迷っている人
- 先が見えなくて不安な人
- 心踊らせて入社したものの、今めっちゃ辛い人
- 理想と現実のギャップに戸惑っている人
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結論、自分のペースで働くこと
ぶっちゃけ、この漠然とした不安を払拭するには自分のペースで働くことです。
そのために一番重要なことは人と同じに縛られないことです。
最近は、就活でも周りと違う自分なりの個性や経験が大事などと言われているので、「社会に出たら人と同じである必要はない」となんとなくわかっている人も多いでしょう。
でも、頭ではわかっていても、誰しもみんなと同じ道を選んでしまいます。
社会に出たらみんなそれぞれの道を歩くのに、今の年齢では「出世のスピードはこれくらい」や「生活レベルはこのくらい」といった価値観を、周りの目を気にして決めてしまいがちです。
例えば、30代で役職が欲しいとかマイホームを建てるとか結婚してないといけないとか、まだ仕事も軌道に乗っていない20代のうちから焦っているのです。
もうそれぞれの道を歩いているのに、周りの人の道と比較して不安になってしまうのです。
ですから周りの人がどんどん仕事を任されたり、抜擢されて自分が出遅れたと感じたりしてしまったときは、自分に問いかけてみましょう。
「それは誰が決めたのか」と。
そう思うだけでも、肩の荷が降りる感覚になると思います。
多くの視点から物事を見る
そうは言ってもいきなり「自分のペースで働く(人と違うことをやる)」というのは思っているよりも難しいものです。
頭ではわかっていても、つい人と同じことをしてしまいがちであることを潔く認め、「本当にそうなのかな」「違う方法はないかな」と、日頃から考える癖をつけておくことが大事です。
ここで勘違いして欲しくはないのですが、人と違うことが良いわけではありません。
仮に人とやり方が違っていても、自分がやりやすい方法でやったほうがいいということです。
周りの人の考えに左右されないためにも、おすすめとして様々な角度でモノを見られること、つまり多くの視点を身につけることが、人と比較せずに自分のペースで働くことができるのです。
学校ではたくさんの知識を持っていることが評価されますが、社会に出たら多くの知識よりも多くの視点を身につけることの方が大事だと思います。
さまざまな人や情報に触れ、普段の生活でも物事を複数の視点から考えることを意識的に行うと、物事が全く違うように見えてくると思いますので是非やってみてください。
まとめ
以上、社会人になってからのギャップで苦しまない方法でした。
本記事の内容
- ギャップで苦しまない方法は自分のペースで働くこと
- そのために多くの視点を身につけること
人と同じ道を辿った方が、安心感があります。
我流で行うのはやはり不安ですし、赤信号もみんなで渡ったら怖くないわけです。
しかし人と同じであることは無理なのです。
もはや人と同じことが無理である以上、自分のペースで決めた方が良くないですか?
そのほうがきっと楽に働くことができるはずです。